北中米W杯アジア最終予選が全日程終了!日本代表本大会までの課題は?

昨年9月から行われていた、2026FIFAワールドカップ北中米大会のアジア最終予選が、6月10日に全てを日程を終えました。

前回のカタールW杯の最終予選では苦戦した日本代表ですが、今回の最終予選では圧倒的な強さを見せつけ、開催国を除く世界最速でW杯出場を決めました。

今回は、北中米W杯アジア最終予選の最終結果を紹介していきます。

また、北中米W杯開幕まで1年となりましたが、日本代表の本大会までの課題などについても解説していきたいと思います。

最後まで楽しんでいってください!

 

北中米W杯アジア最終予選最終結果!

2026年北中米ワールドカップアジア最終予選 | りんくう情報局 ...

出典元:https://yuraku-group.jp/blog-rinku/worldcup-2026/

それでは早速、最終予選の最終結果を紹介していきますが、その前に改めてルールを説明します!

18ヶ国が6ヶ国ずつ3つの組に分かれて、各組上位2ヶ国がW杯本大会出場権を獲得。

各組3位と4位が、アジアプレーオフへ進出。

 

グループA

1位:イラン  勝ち点 23     得失点差 +11

2位:ウズベキスタン 勝ち点 21   得失点差 +7

3位:アラブ首長国連邦(UAE) 勝ち点15   得失点差 +7

4位:カタール 勝ち点 13  得失点差 -7

5位:キルギス 勝ち点 8  得失点差 -6

6位:北朝鮮   勝ち点 3   得失点差 -12

 

グループB

1位:韓国  勝ち点 22    得失点差 +13

2位:ヨルダン  勝ち点 16   得失点差 +8

3位:イラク  勝ち点 15   得失点差 0

4位:オマーン 勝ち点 11   得失点差 -5

5位:パレスチナ 勝ち点 10  得失点差 -3

6位:クウェート 勝ち点 5   得失点差 -13

 

グループC

1位;日本   勝ち点 23  得失点差 +27

2位:オーストラリア  勝ち点 19  得失点差 +9

3位:サウジアラビア  勝ち点 13   得失点差 -1

4位:インドネシア  勝ち点 12  得失点差 -12

5位:中国  勝ち点 9  得失点差 -13

6位:バーレーン 勝ち点 6   得失点差 -11

 

W杯本大会出場決定国

イラン:グループA  1位(4大会連続7回目)

ウズベキスタン:グループA  2位(初出場)

韓国:グループB  1位(11大会連続12回目)

ヨルダン:グループB  2位(初出場)

日本:グループC  1位(8大会連続8回目)

オーストラリア:グループC  2位(6大会連続7回目)

日本は、初めて出場したフランスW杯(1998年)以降、途切れることなくW杯に出場し続けていますが、初出場から途切れることなく出場し続けているのは、日本とブラジルだけなんです!

また、日本に次いでグループCを2位で勝ち抜いてW杯出場を決めたオーストラリアは、これまで直近2大会(ロシアW杯、カタールW杯)の予選ではプレーオフを勝ち抜いて出場していたので、苦戦していました。

今回の最終予選も厳しい戦いとなりましたが、ストレートインでW杯出場を決めたので、これまでの苦労が報われたのではないのでしょうか。

そして、ウズベキスタンとヨルダンは嬉しいW杯初出場ですね!

 

アジアプレーオフ(4次予選)進出国

アラブ首長国連邦(UAE):グループA  3位

カタール:グループA  4位

イラク:グループB  3位

オマーン:グループB  4位

サウジアラビア:グループC  3位

インドネシア:グループC  4位

 

アジアプレーオフ(4次予選)のルール

アジアプレーオフに進出した6ヶ国を3ヶ国ずつ2つの組に分けて、各組1位がW杯本大会出場権を獲得。

各組2位が、アジアプレーオフ(5次予選)を行い、勝者が大陸間プレーオフに進出。

アジアプレーオフの組み合わせ抽選は7月に行われ、10月8日~14日にかけて1回戦制のグループ総当たり戦を、サウジアラビア、カタールの2ヶ国で集中開催で行います。

アジアプレーオフ進出国はインドネシアを除く全てが中東の国なので、過酷な戦いが待っていますね。

 

サッカー日本代表本大会までの課題は?

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出典元:https://www.olympics.com/ja/news/football-men-japanese-national-team-latest-past-squad-2025

最終予選で圧倒的な強さを見せて、3試合を残して世界最速でW杯出場を決めた日本代表。

10試合で30得点3失点は、アジア最多であり最小です。(最終予選全グループで1位)

最終予選の戦いぶりにアジア各国だけでなく欧州など世界各国を驚かせた日本代表ですが、本大会まで1年となった今、本大会までの日本代表の課題はどのようなことなのでしょうか?

 

引いて守ってくるチームの守備を崩す!

今回の最終予選で30得点を叩き出すなど爆発的な攻撃力が目立っていた日本代表ですが、それを警戒して、無理に攻めず守備を固めてくるチームも出てきました。

それが顕著に出ていたのが、W杯出場を決めた後に対戦したサウジアラビア戦とオーストラリア戦でした。

サウジアラビアもオーストラリアも本来は攻撃的なサッカーをするチームですが、W杯出場が掛かっていたので、日本相手に本来とは異なる堅い守備のフォーメーションを使用してきました。(5バックなど)

堅い守備に日本は手こずっていましたが、W杯でも日本よりも格下の相手だと、引いて守るフォーメーションで挑んでくるチームも、もちろん出てくると思います。

とにかく動き回ってボールを回しながら相手の堅い守備を崩すことが出来れば、自慢の攻撃力を発揮することが出来そうですね。

その打開策が見えていたのが、最後のホームでのインドネシア戦です!

今回の最終予選で快進撃を続けているインドネシアを相手に、日本はメンバーを大幅に入れ替えた言わば二軍相当のチームながら、ホームではありましたが6ー0で圧勝しました。

また、同じく二軍相当で挑んだアウエーのオーストラリア戦でも、敗れはしましたが、終了間際まで0-0の状態だったので、引いて守る相手には対応出来ていたのではないでしょうか。

 

日本代表今後のスケジュールは?

最終予選を戦い終えた日本代表は、7月に韓国で行われるE-1選手権(東アジア選手権)に出場します。

E-1選手権は、Jリーグで活躍している国内組が中心となります。

そして9月には、海外遠征が控えており、開催国のアメリカとメキシコと試合を行う予定です!

FIFAランキングではアメリカとメキシコが日本よりも順位が下になっていますが、アメリカとメキシコは開催国としてW杯に出場するので、W杯予選に参加していないのでそのようになっています。

実質、アメリカとメキシコは本来、日本よりも格上です。

また、10月と11月には国内で2試合ずつ強化試合が組まれており、10月10日にパナソニックスタジアムでパラグアイと対戦します。

10月と11月のシリーズは、主に南米のチームと戦うことが予想されており、パラグアイの他に、ブラジルやアルゼンチン、ウルグアイなどの強豪国がリストアップされているとのことです。

日本はこれまで南米に苦手意識を持っているので、是非実現してほしいですね。

 

現在のFIFAランキングを維持してポット2に入る!

2025年6月時点でFIFAランキング15位の日本ですが、北中米W杯の組み合わせ抽選会が12月に予定されています。

仮にこのまま現在のFIFAランキングを維持出来れば、W杯の組み合わせ抽選でポット2に入る可能性が高くなります。

ポット1は、開催国のアメリカ、メキシコ、カナダに加えて、アルゼンチン、ブラジルなどのFIFAランキング上位国9ヶ国が入ります。

ポット2だと、ドイツ、クロアチア、コロンビア、ウルグアイなどの強豪国と同じポットに入るので、グループリーグでの対戦はありません。

ただし、これはあくまで2025年6月時点でのFIFAランキングであって、欧州では、これからW杯予選が本格的に行われるので、予選の結果によって順位が変動する可能性が高いです。

仮に今後日本が順位を落としてポット3に入るようなことになれば、前回のカタールW杯の時のように、スペインとドイツなどの強豪国と同じ組に入る「死の組」に入ることも十分考えられます。

最終予選で圧倒的な強さを見せた日本は、ポット2を維持したいところです。

 

まとめ

今回は、北中米W杯アジア最終予選の最終結果と、日本代表がW杯本大会までに向き合う課題について紹介していきまた!

悲願のW杯ベスト8を目指す日本代表の絶対に負けられない戦いはこれからも続いていきます!

皆さんも日本代表を応援していきましょう!

最後までご覧になっていただきありがとうございました!

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