『東京五輪柔道』阿部一二三選手、詩選手の兄妹が同日金メダルの快挙!パリ五輪で連覇の可能性は?

メダルラッシュに沸いた東京五輪の中でも、特に「柔道」は男女合わせて9つの階級で金メダルを獲得しましたね。

前回の東京五輪(1964年)から競技として実施されている柔道は「お家芸」とも呼ばれているおり、これまで数々の名選手がオリンピックで活躍してきました。

そして今回の柔道では、男子66kg級の「阿部一二三」選手と、女子52kg級の「阿部詩」選手が史上初めて「オリンピックで兄妹同日金メダル」という快挙を達成しました!

今回は、東京五輪柔道で兄妹揃って金メダルを獲得した阿部一二三選手と詩選手について紹介していきたいと思います!

最後まで楽しんでいってください!

阿部一二三選手のプロフィール!

名前:阿部一二三(あべ・ひふみ)

生年月日:1997年8月9日

出身地:兵庫県神戸市兵庫区

身長:167cm

血液型:O型

階級:男子66kg級

得意技:背負い投げ、袖釣込腰

所属:パーク24

6歳の時にテレビで柔道を見て「かっこいい」と思ったことが柔道を始めたきっかけです。

阿部一二三選手が全国的に注目されたのが高校時代で、それまでは憧れである野村忠宏さんと同じ60kg級でしたが、高校時代に現在の66kg級に階級を上げてからインターハイなどの大会で好成績を収め、将来が期待される有望な選手と注目されました。(全国高校選手権では66kg級が設置されていないため、73kg級に階級を上げていた)

高校卒業後は日本体育大学へ進学し、大学1年の時にグランドスラムで優勝するなど、世界で戦える選手となり、東京五輪で金メダル獲得が期待される選手として国内外から注目を集めました。

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ライバル丸山城志朗選手との激闘

阿部一二三選手最大のライバルなのが、同じ階級で何度もしのぎを削ってきた丸山城志朗選手です。

丸山選手とは高校時代から対戦しており、大学時代からは世界選手権やグランドスラムなどの国際大会で何度も対戦してます。

特に2019年は丸山選手が東京五輪代表争いをリードしており、この年の11月に行われたグランドスラム・大阪では「優勝しなければ丸山が五輪代表内定」という絶体絶命の状況でした。

しかしこの大会の決勝で阿部一二三選手は丸山選手を破り優勝したことで代表争いに残りました。

そして社会人となった2020年は、オリンピック直前に行われる「体重別選手権」で代表内定を決める予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオリンピックが1年延期となり、大会も延期となりました。

その時点で全階級の中で唯一代表が決まっていなかったのが、男子66kg級だけでした。

その後12月に開催予定だったグランドスラム・東京で代表決定の最終選考になる予定でしたが、こちらもコロナの影響で中止になり、その代替として、12月13日に講道館で両者による「ワンマッチによる代表を決定」する異例の形式となりました。

そして当日、どちらも決定打となる技が出せず長期戦となりましたが、24分の死闘の末、阿部一二三選手が大内刈りで丸山選手から技ありで勝利して、兄妹での東京五輪出場を決めました。

そして、丸山選手の想いも背負って出場した東京五輪では順調に勝ち上がり、先に金メダルを決めていた詩選手が見守った決勝で勝利し、悲願の「兄妹同日金メダル」を達成しました!

金メダルが決まった瞬間に実況アナウンサーが「やっぱりお兄ちゃんは強かった!」というフレーズは耳に残りますね。

ちなみに、阿部一二三選手と丸山城志朗選手の対戦成績は「4勝4敗」の全くの五分だったので、仮に丸山選手がオリンピックに出場していたとしても阿部一二三選手と同じ結果になっていたかもしれないですね。

つまり、日本の男子66kg級は金メダルが狙える選手が2人いることになりますね。

好きな言葉は「努力は天才を超える」

試合前に赤いパンツを履くのが子供の時からのルーティンとなっています。

阿部詩選手のプロフィール!

名前:阿部詩(あべ・うた)

生年月日:2000年7月14日

出身地:兵庫県神戸市兵庫区

身長:158cm

血液型:B型

階級:女子52kg級

得意技:内股、袖釣込腰

所属:日本体育大学(在学中)

5歳の時に一番上のお兄さんと3歳上の兄一二三選手と同じ道場で柔道を始めます。

最初は兄の付き添いで見学するだけでしたが、練習風景が楽しそうに思えて、父親の反対を押し切って始めたとのことです。

この時の詩選手について一二三選手は、妹は非常に熱心で妹のほうが強くなると同情の関係者に期待されていたといいます。

中学生になると小学生の時よりも真剣に練習に取り組むようになり、全国大会に出場するなど力も付いてきました。

阿部詩選手のターニングポイントとなったのが高校1年生の時で、この年の夏に行われたインターハイ初戦で反則負けを喫したことに非常にショックを受け、今までやってきたことが全部間違いだったような気分にまで落ち込んでいました。

そんな時、いつもは優しいお兄さんの一二三選手が厳しく稽古をつけて叱咤激励したことにより立ち直ることが出来ました。

そしてこの激励が契機となり、県予選レベルから大きな大会に至るまでぶれない気持ちを持続されることが出来るようになり、後にオリンピック金メダリストとなる阿部詩選手がこの時完成しました。

高校卒業後は日本体育大学に進学し、大学1年だった2020年2月に行われたグランドスラム・デュッセルドルフで優勝し、大会後の強化委員会で正式に東京五輪「女子57kg級」の代表に内定しました。

また、最後の最後まで代表争いをしていた兄の一二三選手に対して「お兄ちゃんなら絶対に決めてくれると思う。兄が最高の準備を出来るように支えたい」と述べていました。

そして一二三選手が代表内定を勝ち取ると、「おめでとう、尊敬します」と祝福し、「もっと上を目指し2人で優勝します」と東京五輪への決意を述べていました。

兄妹で出場し挑んだ東京五輪では、危なげなく順調に勝ち上がり、決勝ではブシャール選手に勝利し、オリンピック初出場で金メダルを獲得しました。

女子52kg級での金メダルは、女子柔道が採用された1992年のバルセロナ五輪以来初めてのことです。

そして、直後に行われた男子66kg級決勝で一二三選手も金メダルを獲得し、悲願の「兄妹同日金メダル」を獲得しました。

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パリ五輪で連覇の可能性は?

一二三選手も詩選手も、3年後のパリ五輪では連覇を目指していくことになりますが、コロナの状況など従来よりも険しい道のりになるではないでしょうか。

一二三選手には丸山選手というライバルがいるので、これから3年間は再び丸山選手との戦いが始まります。

詩選手は圧倒的な強さで東京五輪代表に内定し大会を制しましたが、この3年間で57kg級で強力なライバルが出現するかもしれませんね。

もしかすると、パリ五輪はこの2つの階級が最後の最後まで代表が決まらないってことがあったりして。

そうなると阿部兄妹にとっては厳しい闘いとなりますが、日本柔道にとっては有望な選手が増えるわけなので、結果としては良いことなのかもしれませんが。

まとめ

今回は、東京五輪柔道で兄妹同日金メダルを獲得した阿部一二三選手と詩選手について紹介していきました!

一二三選手、詩選手、金メダル獲得おめでとうございます!

阿部兄妹の今後の活躍に注目です!

最後までご覧になっていただきありがとうございました!

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