FIFAランキングの決め方が変わった!算出方法の変更・仕組みを解説

先日まで開催されていたFIFAW杯ロシア大会は、フランスが自国開催だった1998年大会以来20年ぶりに優勝を果たし幕を閉じました。

そして、日本代表が酷評されていた下馬評を覆し、2010年の南アフリカ大会以来の決勝トーナメント進出(ベスト16)を果たし、日本中が熱狂しました。

ところで、FIFAが毎月発表している「FIFAランキング」ですが、次回の発表から算出方法が変更になったんですよね。

今回は、変更されたFIFAランキングの算出方法について解説していきたいと思います。

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従来の算出方法は?

2018年6月分まで発表されたFIFAランキングの算出方法は「2006年方式」と呼ばれています。

算出方法は、年齢制限のないA代表の直近48か月の試合を12か月毎に平均して算出していました。

算出方法には「いくつかの係数」があり、試合の結果による「勝ち点」を軸において「試合の重要度」「対戦国間の強さ」「大陸連盟間の強さ」などの係数を掛けたり割ったりして算出しています。

しかし、2006年方式の「大陸連盟間の強さ」が原因で、欧州や南米の国が順位を優位に上げられる一方、アジアやアフリカなどは順位が上がりにくくなっています。

加えて、重要度が低い親善試合を回避し、FIFAランキングを高く保つ国が現れ(スイスやポーランドなど)、それが「2006年方式の穴」と問題視されていました。

さらに、W杯開催地となった国は、「W杯予選が免除」となるので、重要度の係数2.5倍のW杯予選を戦わないため、順位が一気に下がるということも懸念されていました。

ちなみに、この2006年方式で、日本の最高位は「13位(2011年)」です。

新しい算出方法は?

次回から算出される「2018年方式」は、大きく言うと「平均式」→「加算式」に変更されます。

新しい算出方法の大きな変更点は「イロレーティング」という、チェスや将棋、などのランキングを算出する時に採用されている方法で、スポーツ競技のランキング算出方法でもメジャーとなっています。

ブラウザゲームのボードゲームの一部でもイロレーティングを採用していることがあります。

2018年方式は、加算(減算)式となっただけでなく、対象試合が、直近48か月から「全ての試合」が対象になったため、いちいち平均を出す必要がなくなりました。

また、大陸連盟間の強さも廃止されたため、日本を含むアジアやアフリカなどもランキングが上がりやすくなっており、

W杯開催国も、親善試合などで良い結果を残せば順位を上げることが出来るようになりました。

その反面、大陸間連盟間の強さの恩恵が無くなってしまったため、これまで親善試合を控えてランキングを高く維持していた国は、その方法が出来なくなってしまいました。

大会の重要度も、従来の4段階から8段階へと変更し、同じ公式戦でも、準決勝以上の方がより高いポイントとなっています。

イロレーティング方式は、「ランキングが高い国が低い国に勝利する」より、「ランキングが低い国が高い国に勝利した」方がポイントを多く獲得出来るメリットがあります。

今回のW杯で、57位の韓国が、1位のドイツに勝ったため、大量のポイントを獲得している可能性があります。

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FIFAランキングの決め方が変わった!算出方法の変更・仕組みを解説:まとめ

新しい算出方法となったランキングが発表されるのは、8月16日です。

新しい算出方法で、どのような変動があるのか、今から注目しています。

ランキングが発表される日がとても待ち遠しいです!

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