映画「ドリーム」の動画フルを無料視聴！あらすじ・感想もチェック

「ドリーム」は、1961年にNASA（アメリカ航空宇宙局）で勤務した女性スタッフの活躍を描いた映画です。

と書くと、「ドリーム」という題名から宇宙へ飛び出す夢に挑戦したサクセスストーリーを想像しますが、そんな単純な話ではなかったのです。

この1961年という年は、同年4月12日、旧ソビエト連邦のガガーリン少佐が世界初の有人宇宙飛行に成功した日なのです。

当時、アメリカとソ連は宇宙開発競争に火花を散らしていたのですが、アメリカはついにソ連に一歩先を行かれたのです。

黒人差別が残る時代に生きる

同時に、この1961年は黒人差別がアメリカ南部を中心に依然として残っていた時代です。

映画の冒頭、3人の黒人女性がNASAラングレー研究所への出勤時にエンストをし、後ろにいたパトカーの白人警官から呼び止められます。

3人はNASAの身分証を出しますが、「あんたらが？」と怪訝そうな表情を見せた後、結局、彼女らを目的地まで先導して上げるのです。

この時の1人の女性のセリフが、「1961年に黒人女性が白人警官に先導されて車を運転していることは奇跡だ！」と叫ぶのでした。

映画『ドリーム』動画をフルで無料視聴する方法を紹介

ここからは『ドリーム』の動画をフルで無料視聴する方法を紹介します。

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原題「Hidden Figures」が意味するもの

原題は「Hidden Figures」で、隠れていた人材（影の立役者？）たちとでも言うのでしょうか、綺麗な日本語タイトルの「ドリーム」とは趣の違う原題が付いています。

「あんな優秀な黒人女性たちがアメリカ宇宙開発の最前線で活躍していたなんて、誰も知らなかったでしょ！」とでも言っているのでしょうか。

中心の3人は、キャサリン・ジョンソン（タラジ・P・ヘンソン）、ドロシー・ヴォーン（オクタヴィア・スペンサー）、メアリー・ジャクソン（ジャネール・モネイ）です。

キャサリンは天才的な数字能力を買われ、有人飛行計画の最前線へ、ドロシーは計算部のサブマネジャー、メアリーはエンジニアの才能を活かしそれぞれの現場で頑張ります。

使命感にめげない彼女たち

しかし、いくら高い能力があっても、黒人かつ女性が能力を発揮するには並大抵ではない時代でした。

差別的な動機から邪魔をするものもいれば、そもそも職場自体で白人と黒人を分けるという人種の分離政策が行われていたのです。

黒人用の専用トイレがあり、しかも遠くにあったり、休憩用のコーヒーサーバーが白人とは区別されていたりするのです。

上司が出した指示の期限がギリギリに迫る中、遠くにある黒人用トイレに駆け込むキャサリンが何度も映し出されます。

まとめ

ここまで書くと、なんとも悲しくて息苦しい映画のイメージがありますが安心して下さい。

映画の全編を通じ流れるムードは、それでも使命感あふれ健気に頑張る彼女たちへの周囲への応援です。

差別の実態を察した有人宇宙飛行プロジェクト責任者、アル・ハリソン（ケヴィン・コスナー）が胸のすくような英断をします。

そして、実際に乗船する宇宙飛行士ジョン・グレン（グレン・パウエル）が彼女たちへの絶大な信頼を示し、国の威信をかけた宇宙船はついに打ち上げられます。

期待を裏切らない感涙のエンディングが待っていますので是非ご覧ください。

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