【昭和の日特集】令和の今だからこそ学ぼう!『激動の昭和』!

皆さん、今年のゴールデンウィークは楽しめましたか?

今年はコロナの規制が大幅に緩和されてコロナ禍前のように賑わっていますね。

ところで、ゴールデンウィークは4月29日からスタートしますが、この日は「昭和の日」という祝日ですよね!

テレビとかでも昭和について特集していることがありますけど、現代っ子な若い世代の人達にとって、昭和はどんな時代なのか分からないですよね。

そこで今回は、昭和の日を記念して、昭和時代について解説していきます!

皆さんも昭和について学んでみてください!

昭和時代とは?

昭和時代は、「62年と2週間」続いた、日本の歴史上はもちろん、外国の元号も含めて「世界で最も長く続いた元号の時代」です!

開始日:1926年12月25日

終了日:1989年1月7日

100年間あった20世紀のうち、約6割が昭和時代だったので、昭和が如何に長い時代だったのかが伺えます。

そして62年間の昭和時代には、戦争、オリンピックなど数多くの出来事があったため、昭和時代は「激動の昭和」と呼ばれています。

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元号『昭和』の由来は?

昭和の元号の由来は、「百姓昭明(ひゃくせいせうめい)にして、萬邦を協和す(ばんぽうをけふわす)」で、「国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う」意味がありました。

しかし、その願いは成就することなく、昭和は「血と汗と涙が数多く流れた激動の時代」となりました。

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4月29日が『昭和の日』となった由来は?

4月29日は元々「昭和天皇の誕生日」であり、昭和時代の4月29日は「天皇誕生日」でした。

4月29日は昭和から祝日だったんですね。

平成に入ってからは4月29日は「みどりの日」という祝日に名称が改められましたが、みどりの日が5月4日に移行したのに伴い、昭和天皇の誕生日だったことを記念して「昭和の日」と改められました。

今回は、昭和時代を、江戸時代のように「4つの時期」に分けて解説していきたいと思います!

昭和の始まりから、日本が戦争に巻き込まれ終戦を迎える「昭和20年(1945年)」までを「初期」。

戦後間もない「昭和21年(1946年)」から、世界も驚く復興を遂げ、東京オリンピックが開催された「昭和39年(1964年)」までを「中期」。

国内や海外で様々な事件やスキャンダルなどが相次いだ「昭和40年(1965年)から昭和59年(1984年)」を「後期」。

昭和が終わりを迎えた「昭和60年(1985年)から昭和64年(1989年)」を「末期」。

というふうに解説していきます。

長丁場になりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです!

昭和初期(1926年~1945年)

世界で最も長く続いた昭和が始まったのはクリスマスのことでした。

1926年(大正15年)12月25日、大正天皇が崩御したのに伴い、「皇太子裕仁(昭和天皇)」が即位し「昭和元年」となりました。

戦争のイメージが強い昭和初期ですが、昭和が始まった頃はまだ平和でした。

ちなみに、この頃は明治時代生まれはもちろん、「江戸時代生まれ(後期・幕末)」も数多く存在していたようですね。

華やかに始まった昭和ですが、平和ムードは長く続きませんでした。

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満州事変

昭和6年(1931年)9月、中国東北部にある「満州」で、大日本帝国陸軍の総軍の一つ「関東軍」が、南満州鉄道鉄道を爆破する事件を起こし、この事件をきっかけに日本と中国(当時は「中華民国」)が紛争する事態に発展しました。

この頃から、日本を含む世界各国に戦争ムードが漂ってきました。

大正時代に第一次世界大戦が勃発しましたが、再び世界規模の戦争が起こるのではないかと心配する人もいたようですね。

日中戦争勃発

満州事変から6年後の昭和12年(1937年)7月、北京の西南方向にある「盧溝橋(ろこうきょう)」で日中両軍が衝突し、「日中戦」が勃発しました。

満州事変後は日本と中国との間で停戦協定が結ばれていましたが、その後も両軍の衝突は続き、ついに大規模な争いに発展してしまいました。

満州事変や日中戦争は中国を舞台に繰り広げられた戦いだったので日本本土には辛うじて影響が出ていませんが、この頃から日本も戦火に巻き込まれていくことになります。

第二次世界大戦勃発!

一方海外では、アドルフ・ヒトラー率いる「ナチス・ドイツ」がユダヤ人を大量虐殺するなどの暴政を行うなど、世界各国で戦争状態に入り始めていました。

そして1939年(昭和14年)9月、ナチス・ドイツがポーランドに侵入し、イギリス、フランスがドイツに宣戦布告したことで「第二次世界大戦」が開戦し、世界各国で再び大規模な戦争が起こりました。

この頃の日本国内も、完全に戦争ムード一色に染まっていたとか。

太平洋戦争開戦!

昭和16年(1941年)の年の瀬が近付いてきた12月8日午前6時、ラジオの臨時ニュースが日本中に轟きました。

大日本帝国海軍は、アメリカ・ハワイ・オアフ島の「真珠湾」で攻撃を行い、アメリカ、イギリスと戦闘状態に突入し、「太平洋戦争(大東亜戦争)」が開戦しました。

その当時のラジオ音源がYouTubeで公開されています。

太平洋戦争開戦ラジオ放送 – YouTube

遂に日本全土を巻き込んだ大規模な戦争が始まりましたが、当時戦争ムードが漂っていた日本国内では、太平洋戦争が始まったことに多くの国民が喜んでいたと言われています。

あくまで噂ですが、戦争を喜んでいたなんて考えられないですね。

日本全土に戦火が広がり敗戦待ったなし!

約3年8ヶ月続いた太平洋戦争ですが、最も被害が大きかったのが、戦争末期の昭和20年(1945年)でした。

3月には「東京大空襲」、その他には、沖縄など全国各地で空襲が相次ぎ、数多くの罪のない人達が犠牲になりました。

そして8月6日には広島に、8月9日には長崎に「原子爆弾」が投下され、さらに太平洋戦争にソ連も参戦することを示していたことから、日本の敗戦は確実なものとなりました。

ポツダム宣言受諾・終戦

絶体絶命と言うより、もはや死に体となった日本は降伏を余儀なくされ、昭和20年8月14日の御前会議(昭和天皇を交えて行われる会議)で、「ポツダム宣言(無条件降伏)」を受諾することが決定され、翌8月15日に昭和天皇が国民に向けて降伏の意思を伝えるラジオ放送「玉音放送」が流され、数多の犠牲者を出した太平洋戦争は終戦を迎え、昭和初期は終わりました。

太平洋戦争について、この記事の作者は、「もっと早くポツダム宣言を受諾出来なかったのか?」と思うことがあります。

昭和20年3月の東京大空襲によって日本の首都が大打撃を受けた時点で敗戦は目に見えていたので、どうしてもっと早く降伏の意思をアメリカやイギリスに伝えられなかったのかと疑問に思いました。

ポツダム宣言は7月に提案されていたので、その時にポツダム宣言を受諾していれば、多数の犠牲者が出ていたのは免れないにしろ、広島と長崎に原爆は落とされていなかったのではないでしょうか。

頑固な日本人の国民性が出てしまった大きな代償ですね。

昭和中期(1946年~1964年)

敗戦国となりGHQの占領下となった日本ですが、ここからオリンピックを開催出来る程、目まぐるしい復興と発展を遂げるのが「昭和中期」です。

日本国憲法公布・施行

戦後の日本が最初に取り組んだのが「日本国憲法の制定」です。

日本国憲法は、それまでの「大日本帝国憲法」の改正と位置付けられていましたが、新しい憲法は中身がガラリと変わっています。

日本国憲法は、「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」の3つを基本原則としており、昭和21年(1946年)11月3日に公布され、半年後の昭和22年(1947年)5月3日に施行されました。

憲法は「国民のルール」ということもあり、施行された5月3日は「憲法記念日」として国民の祝日になっていますよね。

GHQ占領下の終わり

戦後間もない昭和20年から続いていたGHQの日本占領ですが、昭和26年(1951年)9月8日に、日本と第二次世界大戦・太平洋戦争に関連した連合国諸国との間に締結された平和条約「サンフランシスコ平和条約」が締結。

これにより、日本と連合国による「戦争状態」が集結しました。

太平洋戦争開戦から約10年後のことでした。

そして昭和27年(1952年)4月28日には日本が主権を回復し、7年間続いたGHQの占領下は終わりを迎えました。

そしてここから日本は復興への道を進めて行きます。

テレビ放送開始

日本が主権を回復した翌年の昭和28年(1953年)に、「テレビ放送」の放送がスタートしました。

これまでのラジオは聴くことしか出来ませんでしたが、テレビは「映像を観たり聴いたりすることが出来る」ので、国民の新しい娯楽が出来ました。

2023年(令和5年)は、テレビ放送が始まってから70年になりますね。

自衛隊設置

これまでの大日本帝国軍に変わる「自衛隊」が、昭和29年(1954年)7月1日に設置されました。

日本の平和と独立を守り、国の安全を保つため」を目的として設置されており、戦争を放棄している日本国内では、主に災害などの救助活動などを行っています。

また、国の安全が自衛隊の役目ですが、外国で災害などが起きた時も自衛隊を派遣し救助活動を行っていますよね。

高度経済成長期到来!

昭和30年代に入ると、都市部には高層ビルが立ち並び、鉄筋コンクリートのアパートに住む人が急増し、日本各地から蒸気機関車に替わり電車やディーゼルカーが走り回るようになりました。

また、主要道路はアスファルトで舗装され、新幹線(東海道新幹線)や高速道路(東名高速道路・名神高速道路)も完成しました。

このように日本国内が急速に成長する時期は「高度成長期」と呼ばれ、戦後十数年で日本は目まぐるしい復興を遂げました。

高度経済成長期には「テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」が「三種の神器」とも呼ばれ、国内ほぼ全ての家庭に普及していきました。

また、この頃は、子供を含めた大衆に人気のあるものとして「巨人・大鵬・卵焼き」が流行語になりました。

巨人:王貞治氏・長島茂雄氏による「ON」擁するプロ野球「東京読売ジャイアンツ」

大鵬:優勝32回を誇った大横綱「大鵬」

東京オリンピック開催!

高度経済成長期でめまぐるしい復興を遂げた日本は、昭和39年(1964年)に「東京オリンピック」を開催し、10月10日に開会式が行われました。

スポーツの祭典であり平和の象徴でもあるオリンピックですが、元々は昭和15年(1940年)に東京で開催される予定でした。

しかし、当時は第二次世界大戦の戦時中だったことで中止となり、日本は開催を返上していました。

それから24年越しに念願のオリンピック開催となった日本選手団は、「東洋の魔女」と呼ばれたバレーボール女子などが大活躍し、大成功を収めました。

昭和中期は、戦後の復興だけでなく、現在に繋がる様々なものが誕生・普及した時期でした!

昭和後期(1965年~1984年)

戦後の焼け野原からの復興を目指し、国民が一丸となっていた昭和中期ですが、昭和40年代に入ると国民の間で徐々に平和ボケが目立つようになりました。

その平和ボケが原因なのか、政治運動などが活発に行われてきており、国内で様々な事件や政治家などのスキャンダルが相次いだのが昭和後期(昭和40~50年代)です。

大阪万博開催

昭和45年(1970年)には、大阪で万国博覧会(万博)が行われました。

昭和後期の良い出来事と言えば、大阪万博だけだったのかもしれないですね。

沖縄返還

太平洋戦争の敗戦によってアメリカに支配されていた沖縄でしたが、昭和47年(1972年)5月15日に日本に返還され、沖縄が日本に復帰しました。

相次ぐ左翼運動

社会活動が積極的に行われていた昭和後期ですが、中でも「平等な社会を目指すための社会変革を支持する」「左翼(さよく)」の活動が活発となっていました。

昭和後期で左翼が起こした活動や事件などは次の通り!

・学生運動(新左翼・左派)

・日本赤軍事件(ハイジャック事件など多数)

・あさま山荘事件

・よど号ハイジャック事件

これらの活動や事件は、「一般市民を巻き込んだ悪質な事件」として、令和の現在でも語り継がれています。

また、左翼運動とはあまり関係ありませんが、「北朝鮮による拉致」が起きたのもこの時期でした。

北朝鮮による拉致は、2002年に拉致被害者の一部が帰国し、2004年には帰国した拉致被害者の家族が帰国していますが、これまで北朝鮮に拉致された全ての被害者とその家族が未だに帰国出来ておらず解決していません。

一刻も早く拉致被害者が全員帰国し解決してほしいと願っていますが、今の北朝鮮の状況を見ると、拉致被害者全員帰国は夢のまた夢に思いますね。

公害問題

高度経済成長期で復興を遂げた日本ですが、大規模な工業地帯が整備されこれまで以上に製品の生産が高速化しました。

しかしその影響で、工業地帯が所在する地域では公害による被害も多発しました。

三重県四日市市で発生した「四日市ぜんそく」

神奈川県川崎市で発生した「川崎公害(川崎ぜんそく)」

新潟県阿賀野川流域で発生した「新潟水俣病」

富山県神通川流域で発生した「イタイイタイ病」

というように、全国各地で公害が相次いでいたため、政府は昭和42年(1967年)8月に「公害対策基本法」を成立させました。

ロッキード事件

アメリカの航空機製造大手の「ロッキード社」による、同社の旅客機の受注を巡って、昭和51年(1976年)2月に明るみになった世界的な大規模汚職事件で、当時総理大臣だった田中角栄氏が逮捕されるという、前代未聞の事件が起こりました。

日本の政治家による汚職事件の中でも最大級の事件ですが、総理大臣経験者が汚職で逮捕されたことに、当時の国民は驚きました。

昭和後期に隆盛を迎える芸能界

左翼運動や政治家の汚職事件などで世間を心配させていた昭和後期ですが、この時期の芸能界は盛んでした。

昭和後期前半の1970年代には、日本テレビのオーディション番組「スター誕生」では、その名の通り、数多くのスターが発掘されました。

森昌子さん、山口百恵さん、桜田淳子さんの「花の中三トリオ」や、岩崎宏美さん、「アイドル」の元祖となった「ピンクレディ」など。

男性だと、郷ひろみさん、野口五郎さん、西城秀樹さんの「新御三家」が大人気となりました。

スター誕生以外では、キャンディーズなども大人気でした。

昭和後期後半の1980年代には、アイドルが数多く台頭する時期を迎え、松田聖子さんや中森明菜さん、小泉今日子さんなどの女性アイドルだけでなく、近藤真彦さん、田原俊彦さん、野村義男さんの「たのきんトリオ」などが社会現象になる程、大人気を博しました。

また、昭和後期はカラーテレビが普及したことからテレビへの関心がさらに増加し、ザ・ドリフターズの「8時だョ!全員集合」や、欽ちゃんこと、コント55号の萩本欽一さんの番組が高視聴率を記録するなど、お笑い番組がお茶の間を沸かせました。

お茶の間と言えば、これまではテレビ番組を楽しむことが中心でしたが、昭和58年(1983年)に、家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター(ファミコン)」が発売され、子供達の新しい遊びが増えました。

レジャーで言えば、ファミコンが発売された昭和58年に、「東京ディズニーランド」が開園しました。

ファミコンとディズニーランドは、2023年で開園(発売)40周年ですね。

昭和末期(1985年~1989年)

昭和60年代に入ると、80歳を超えた昭和天皇の病状が悪化し、いよいよ昭和が終わりを告げようとしていました。

昭和60年代は僅か4年間でしたが、この4年間は次の時代に繋がる出来事が次々と起こりました。

三公社民営化

日本専売公社」、「日本電信電話公社」、「日本国有鉄道(国鉄)」のいわゆる「三公社」と呼ばれていたのが、

日本専売公社→日本たばこ産業(JT):昭和60年(1985年)

日本電信電話公社→NTTグループ:昭和60年(1985年)

日本国有鉄道→JRグループ:昭和62年(1987年)

と、昭和60年代に入り次々と民営化されました。

たばこ販売員、鉄道員、電話局員は、昭和時代は公務員だったんですね。

バブル景気始まる

中曽根政権時代の昭和60年(1985年)に、「プラザ合意」による円高の進行で日本銀行による円高不況対策を皮切りに首都圏をはじめとする土地の物価が上昇するなど、好景気となった「バブル景気」が、昭和62年(1987年)頃から始まりました。

バブル景気は、1989年(平成元年)にピークを迎え、バブルが崩壊する1991年(平成3年)頃まで続きました。

消費税導入

国民の新たな税金「消費税」が導入されたのは平成に入ってからですが、消費制を導入する法案が可決・成立したのが昭和63年(1988年)でした。

導入当時は3%だった消費税ですが、35年近く経った令和の現在では、10%(食料品などは8%)と跳ね上がっています。

導入当時は3%でも国民からバッシングを受けた消費税ですが、もし今消費税を3%に下げれば、国民から歓迎されるのではないでしょうか。

昭和末期の芸能界

昭和60年代に入ると、昭和後期に活躍したアイドルに加え、「おニャン子クラブ」というアイドルグループが、フジテレビの「夕焼けニャンニャン」という番組から誕生し社会現象になるくらい大ブームになりました。

お笑い界では、昭和60年(1985年)に、16年間続いた「8時だョ!全員集合」が終了し、代わって、ビートたけしさんや明石家さんまさんなどが出演していたフジテレビの「俺たちひょうきん族」が大ヒットしたことで、一つの時代が終わり世代交代が起きていました。

さらに、ビートたけしさんや明石家さんまさんの1つ下の世代である「とんねるず」、「ウッチャンナンチャン」、関西では「ダウンタウン」のいわゆる「お笑い第3世代」がブレイクし始めた時期でもあり、彼らは90年代のお笑い界を席巻しました。

当時20代前半だったお笑い第3世代の彼らも、現在は還暦を迎える世代となりましたね。

また、昭和の大スターとして知られる俳優の「石原裕次郎」さんが、昭和62年(1987年)7月に亡くなりました。

さらに、こちらも昭和の大スターとして知られる歌手の「美空ひばり」さんも、平成になって間もない1989年に亡くなりました。

石原裕次郎さんも美空ひばりさんも50代という、あまりにも早過ぎる死に、国民の多くが涙を流しました。

昭和に生まれ昭和に散った偉大なスターたちですが、その意志は、令和になった今でも語り継がれています。

昭和天皇崩御!『激動の昭和』終わる

昭和64年(1989年)1月7日、昭和天皇が87歳で崩御し、昭和に代わる新しい元号が「平成」と決まり即日公布され、翌日の1月8日から施行されました。

これにより、62年間と2週間続いた激動の昭和が終焉を迎えました。

余談ですが、昭和天皇が崩御し、元号が平成となった出来事は、「平成の中で最も多く取り上げられたニュース」と言われています。

そしてその平成も、「天皇の生前退位」という形で、2019年4月30日に31年間の幕を下ろし、翌日5月1日から新しい元号「令和」の時代が始まりました。

まとめ

今回は、昭和の日を記念して、激動の昭和時代について解説していきました!

昭和について関心を持っていただけたら幸いです!

長丁場になりましたが、最後までご覧になっていただきありがとうございました!

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